古琴を研究する_扬青【七天学会古琴】を読む

古琴を研究する- 楊青 著 「七天学会古琴(7日間学習 古琴)」を読む

まずは、入門書を購入して読んでみることにした。 例によって、日本語(慨)訳を記す。

作者と作品の紹介
楊青さんについて:
古琴芸術家、音楽教育家、現在中国文化ネットワークメディア研究会副会長、国際中国音楽家連合会副主席、北京大学国学伝統文化領域顧問など。古琴演奏、教授、文化研究の第一人者である。

本書は 「中国国家文化部において全国展開されている「民族楽器グレード検定」(1級~最上位10級)の1-4級レベルの曲を7日間の学習で演奏可能とする、というテーマに向けて、楊青老師の長年の教授法をまとめ上げて1冊に仕立てた書物である。
初日から最終日7日として順次、知識と演奏技術を習得できるように構成されている。

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中国の伝統楽器、古琴に興味

中国の伝統楽器 #古琴
運動がしばらくできないので、時間に若干余裕ができた。この機会に 最近心惹かれている 伝統楽器 古琴について調べることにした。
ネットで調べてみると、以下の概要である。
1.3000年前に原型が作られた。現存する世界最古の楽器である。
2.孔子が愛奏していて、君子の持つべき4つの徳目(教養)の第1に位置づけられている。以来、歴代帝国の皇帝は必ず演奏を習った。
3.最盛期は 唐・宋・明・清代まで、文化大革命で標的にされ、全国での伝承者が100名に激減したが、その後の政策転換で、一転保護育成対象文化となり復興。
4.2003年?国家認定伝統遺産指定を受けて、国家検定制度や教育制度も整備され、今や中国新興文化人≒上級市民?の間では高級な趣味として愛好者が増加している。
との話。 映画「赤壁(レッドクリフ)」で金城武の演じる諸葛孔明とトニーレオン演じる??がディナーの宴席で互いに演奏を競い合うのがこの楽器である。

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アクセス出来たので、再開2021/7月

中国に戻ってからすでに半年以上が経過した。が、2月に無理やり更新して以来、アクセスが再びできなくなってしまっていた。
先週だが、地元の若者から方法を教わって試したところ、再びブログアップが可能となったので、まずは再開の連絡であります。

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写真は夏休みの東莞の国道風景、およびバーガーキングの昼食

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赴任生活 アパートを探して その7 ようやく決まりそう

日本の梅雨にあたる東莞の雨季。スコールが断続する中、対象エリアと物件のサイズを広げ、その後の10日間で20軒ほど見て廻った。

が後半になるほど、物件が悪くなってゆく。どうやら貸し出し時期のピークを過ぎたようだった。ずっと残っている物件というのは、モノが良くとも、室内の据え付け什器備品が古びていたりして、単身外人が即入居できるコンディションにはない。

また環境もよく、見晴らしもよく、構内も整備されているような物件は当たり前だが予算オーバーしてしまう。

割と行き詰った感が強くなった、ある日、不動産屋さんから連絡が入った。 最初に契約寸前まで行って没となったマンション群で出物があるという。

早速、午後 総務部長と内見に行く。すっかり出入り方法も把握してしまっていて、同伴の業者の若者よりも先に立って歩く勢いだ。

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物件は 以前の没物件(仮に物件Aとする)からは3軒隣の棟の17階に位置していた。1フロアに4戸エレベータホールを中心にコの字型に配列されている中の角部屋であった。風通しも採光もよい部屋であった。重い集成木材(≒パーチクルボード?)の白塗り家具のセンスや緑色のカーテンなどインテリアがいまいちであるが、部屋そのものは(かって逃した)物件Aよりもずっと良い。

これにします!と即決したので不動産屋がびっくりしていた。所定の申込手続きを済ませると、会社にとって返して本社に報告と申請をする。

何度も本社承認の遅れで契約が流れていることで、今回はその場で即承認の返事が来た。

「よかったですね~、これで決まりますね」と総務部長、私もこれで決定すればいいや、もう家具がダサいとかなんとか言ってられないよと内心思っていたので「本当ですよ、やっと安心できます」などと答えて翌日の本契約に備えたのであった。

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赴任生活 アパートを探して その6


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日本本社への報告も済み、生活備品の取り揃えを夢想しながら、出社してみると、総務部長が「残念でしたね~、オーナーさんから『やっぱり借りれないです(≒貸せなくなりました)』の連絡ありました~。」との報告を受けた。

「????」(だって昨日の業者との立ち合い会も無事すませたじゃないか? 意味わかりませーん)

よくよく聞いたが、結局〈契約書締結までは片方から口約束を破棄しても問題ではない、物件オーナーは私たち以外にも不動産会社を通じて内見を継続しており、より良い借り手が見つかったので、こちらとの話はもう無しです、宜しく〉ということのようだ。

中国広東省ではよくある話らしい。とはいえ、やっぱり心穏やかになれない。むすっとしているのを見かねたのか、「大丈夫ですよ~、じゃあ次、探しましょうか?」と明るい総務部長の声に気を取りなおし、また本日午後を使って物件探しに出かけることにした。

昼食はいつも、社員みんな円卓を囲んで食べる習慣となっていて、これは昔はさびれた田舎で近所に食事処がなかったための福利厚生(=会社のおごり)であった名残だそうだ。

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今では貴重な社員コミュニケーションの場になっている。私は中華料理が好きだし、社員の皆さんも明るいので、食事時間はいつも楽しみである。

東莞は広東省なので、食事は広東料理中心かというとそうではない。中国各地から出稼ぎ、移住者も多く四川料理や湖南料理店も多い。会社の契約しているのは近場の中華料理店だが、メイン料理は辛さを抑えた四川料理やなべ料理、中華薬膳スープが売りの店である。

満足して昼を終え、気持ちを切り替えてアパート探しにいくぞ! 

この後、大変な苦戦を強いられるとはつゆほども想像しなかったのであった。

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赴任生活 アパートを探して その5


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翌日は、天気もよく、気分もいい、というのは、今日で住居が決定するからだ。

日本本社からもOKがでたので、早速総務部担当者より不動産会社に連絡してもらう。

そのまま、後は契約で話が進むかと思っていたが、「物件のオーナーが面接したいといってます。中国ではよくあることです。いつにしましょうか」と聞かれて今日の午後2時に面談することになった。

昼食を終えた後、不動産やに向かう。同行してくれた総務部長が「よかったですね、早くきまりそうで。帰りはスーパーで生活必需品をみましょうか」と明るく気の早いことを言う。こちらもその気になってきて、「どこで生活必需品をかいそろえたらいいですかねえ」などとのんきな質問をしつつ、現地に到着。

「オーナーさんは物件住居で待っています、早速伺いましょう」といわれて、腰を落ち着ける間もなく不動産やを後にする。

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敷地メイン入口(ガードマン常駐)→中庭→建物地上階オートロック→エレベータ→物件玄関入口と経てたどり着いたら、そこには年のころ30歳前と思しきファッショナブルな女性がソファに座って待っていた。

(若い!) 彼女がオーナーだという、不動産や曰く、棟内に3軒所有していてそのうちの一つに居住、のこりを賃貸しているそうである。

「うらやましいです~。働かないでいいみたいです~。」と総務部長がつぶやいている。

概して日本人は借家人としては人気がある、すなわち綺麗好きであるからだ。しかしこのオーナーはなんとなくいけ好かない感じでじろじろと私を値踏みしている様子。確かにガーリーで洋風な内装(センスは結構よい)の物件と、50代の日本人男性の相性は??。

とはいえ、いろいろ打ち合わせして帰ろうとすると、「ところでいつ契約するのか?」との質問が来た。総務部長が「日本本社承認され次第(≒明日以降)」と返事をしているようだ。なんとなく不思議な雰囲気のまま、オーナーと不動産やが物件に残り、私と総務部長は自力で外出、事務所に帰還した。

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赴任生活 アパートを探して その4


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当日はいったん事務所に戻り、いろいろ思い返したが、やはり「最初みた物件にきめます」と総務部に伝えることにした。(気に入ったわけだし、善は急げともいうしさっさと決めたほうがいいかな)と思ったのである。 日本の本社にその旨連絡し、もろもろの条件報告をメールしたが、1時間の時差もあり、日本は終業してしまっていた。

結局翌日、不動産会社に賃貸意志ありの連絡をすることにして当日は終業となった。

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最初は気づかいして夕食に誘ってくれた幹部社員たちも、(もう大丈夫)と思ったかさっさと帰ってしまったので、今夜は一人食である。

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